X-SERVE(X-ray examination Scattered Radiation Visualize application)は、モンテカルロ計算に基づいた医療X線診療時の散乱線の挙動を拡張現実(AR)で可視化できるアプリです。
X-SERVE_VDは、臥位の検査(X線撮影や透視等)における散乱線分布のVolume Dataを使用し、X線診療室内の任意の散乱線分布の断面像を可視化するアプリです。
・シミュレーションの照射条件は以下になります。
(管電圧87 kV、焦点検出間距離120 cm、腹部仰臥位正面、)
表示される線量の単位は[μSv/mGy]で、入射表面線量1mGy当たりの周辺線量当量を示しています。
・画面右上Visiblityで、患者、装置の表示のon/offができます。
・画面右下Adjustmentで、表示物の大きさの調整(Scale)、位置の平行移動(Position)、左右回転(Rot-Right/Left)ができます。
・画面左上のボタンを押し、3軸の表示断面の調整、下方でカラースケールの調整ができます。
・画面下では、カメラ位置での線量を数値と色で示しています。
本アプリは、スチームパンクデジタル株式会社にご支援いただき開発いたしました。